1920-30年代英国製アンティーク
額縁裏にシプトン社製を表す特許番号があります。
大きさ10.5×8cm
バタフライウイングの額縁です。
「バタフライウイング」は南米のモルフォ蝶の羽を使用した小物やジュエリーの総称ですが古くは19世紀後半頃から存在していたようです。
1924年、バタフライウイングは大英帝国博覧会において一躍有名になります。トーマス・L・モットー(TML)が初出品しましたが、見る角度により幻想的な色に変化するモルフォ蝶の羽が使用された装飾品や調度品は多くの人々を魅了し大変な人気を博しました。
これ以降、大流行しジュエリーや小物などに広く使用されるのです。
TMLは1875年に貿易会社を創業していますが、1920年代初期には「リバースペイント」によるジュエリーを生み出し大英帝国博覧会で展示をしています。「リバースペインティング」はガラスの裏に人物や風景などの絵を描きガラスと底板の間にモルフォ蝶の羽を差し込む方法です。リバースペインティングによるバタフライウイングはこの頃の主流となり大流行しました。
TMLは大変な注目を集め、1925年 にはライバル会社であるHenry W King を1933年には Owen Brothers Co.を買収します。
しかしながら、1922年「リバースペインティング」という技法でバタフライウイングの小物や装飾品の特許を取得したのはロンドンのシプトン社でした。
リバースペイントという技法を生み出しバタフライウイングの流行の先駆者となったTMLでしたが、特許を取得しているシプトン社には対抗できず結局のところ買収されてしまいました。
この額縁では女性のドレスが見る角度により鮮やかなブルーに見えたり幻想的なパープルに見えたりモルフォ蝶の美しさが最大限に引き出されています。
小さな額縁ですが、贅沢に大胆にドレス部分に使用したバタフライウイングの存在感は圧倒的です。
*約100年ほど経ているアンティーク品です。新品ではありません。
*ノークレームノーリターン
*最近輸入品は高くなっているので値下げできません
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